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「御社の悩み・課題は何ですか?」と尋ねられたら、どう答えますか?

こんにちは!

エグゼクティブ・コーチの砂村義雄です。

社内・職場で感じる「ギャップ」を解消することで、仕事の効率アップや業績向上を実現するお手伝いをしております。

今回のテーマは、社長が感じる経営課題についてです。

「御社が抱える悩みや課題は何ですか?」

私は仕事柄、社長さんや経営幹部の方々にしばしば、この問いかけをします。

皆さんなら、どういう答えをしますか?

人手不足
資金繰り
売上が伸びない

という答えが多いように感じますが、中には

経営全般

と答える方もいます。

個別な分野を答えるのが面倒くさいので、とりあえず「経営全般」と答えている場合もあるかな、と想像されます。

確かに会社は生き物。そして経営している社長も、業務に携わっている社員も、もちろん人間。
課題や問題を単純な言葉で、ピンポイントに特定化するのは簡単ではありませんね!

しかし、もし本当に「経営全般」と感じているならば、どう解釈すれば良いでしょうか?

次の2つのケースがあるように考えられます。

一つは、課題は沢山あるとぼんやりとは感じてはいるが、どの分野が課題なのか、明確になっていないケース。

もう一つは、課題が複数あって、それらの課題が複雑に絡み合っているように感じて、分野を特定するのが難しいと思っているケース。

いづれにしても、経営課題を解決しなければならない!、と感じているのは、会社の社長として当然のこと。

そこで上記のように感じている場合、どのように課題解決を進めたらよいのでしょうか?

私のこれまでの経験では、まず最初に着手して頂きたいのは、

社長さん自身の言葉による、「課題の言語化」です。

つまり、社長が日々感じている経営課題を、より具体的に、実務的に語る、ということです。

どうですか? そんなに難しいことでは無い、ですよね?

色々な社長さんに聞いてみると、こういう時間をきちんと取っている社長さんは、実は意外に少ないです。 しかし、社長さん自身の「想いや違和感を語る、言葉にする」ことは、とっても重要です。

自分の言葉で自分自身に語りかけると、ほっとしたり、自分で自分に納得したりします。

そして実は、ここが大切な点ですが、

言葉にした自分の想いを、自分の耳で聴くことによって、実は色々な「気付き」が得られるのです。

私はプロフェッショナル・コーチとして様々なクライアントと接してきた経験から、自分の言葉によって感じる「気付き」の効力は絶大と考えています。

いかがでしょうか?

一度、きちんと時間を取って、社長自身の言葉で、自分自身に語ってみてください。必ず何か、発見や気付きが得られると確信しています。

今日も最後まで読んで頂いてありがとうございました。次回に続きます。

砂村義雄

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