社長の想い：社是があるから大丈夫！？

こんにちは！

エグゼクティブ・コーチの砂村義雄です。
社内・職場で感じる「ギャップ」を解消することによって、仕事の効率アップや業績向上を実現するお手伝いをしております。

社長の想いや夢が社員に伝わっていないこと！

これも社内で発生している、とっても残念な「ギャップ」だと感じています。

「うちは社是があるから、私の想いや考え方は伝わっているはず！」

そう答えて頂く社長さんがいます。毎週月曜日に開かれる「朝会」の時に、従業員全員で社是を唱和する、とのこと。とっても素晴らしいです。

しかし、

その「社是」が日々の仕事の中で、どれくらい実践されているか？　活用されているか？

ここがポイントだと私は考えています。

日常の仕事に関わる一つ一つの意思決定や判断の基準となって初めて、「社是」として機能している！私はそう確信しています。　例えば、

「顧客第一」

これを大切にしている会社は多いかと思います。しかし社内の承認や事務手続きに追われて、お客様への対応が後手に回ってしまう。

残念ながら、よく発生している事象のように感じます。

こういう事態に遭遇した時に是非、登場させて欲しいのが社是である「顧客第一」。

「うちは『顧客第一』が社是。だから、まずはお客様を訪問して、状況を確認しよう！社内のことは後からでいいよ！」

このような行動や指示を速やかに実施して欲しいです。

あなたは社長として、日常の仕事で敢えて「社是」を持ち出して頂きたいです。これを実践、そして繰り返すうちに、社員が判断に困ったときや意思決定をする際に、「社是」に照らしわ合わせて行動をするようになる。

仕事がこんな風に回ったら、職場はどのように変わるでしょうか？

今回も読んで頂いてありがとうございました。
次回へ続きます。

砂村義雄