Blog 社長の「想い」
- CATEGORY
社長の想いを伝える:分かっているけど、なかなか実行できていない!
こんにちは!
社長の想いや夢を社員に伝えることで、会社の成長や業績向上を実現するお手伝いをしています。
「私の想いを伝えるって! 分かっているけど、なかなかね?!」
私の問いかけにこう答えてくださる社長さんは多いです。
また、
「ちゃんと社是があって、毎日唱和しているよ!」
と、自信を持って答えてくれる社長さんもいらっしゃいます。
皆さんはいかがでしょうか?
私の知り合いの方で、お父様が病気で突然亡くなられて、いきなり社長になってしまった女性がいます。同族会社で従業員は家族だけなので、日々の業務は税理士や社労士の先生の力を借りて何とか回していました。しかし、彼女が一番困っていたのが、
この会社はどういう考えでつくられ、どうして行こうと思っていたのか?
会社の目的やありたい姿は、娘であっても描くことが簡単ではない、というのです。会社設立の想いや期待、将来像などを生前、お父様から一切聞いていなかったので、皆目見当がつかない、とのこと。
お父様は色々な想いがあって、会社を創られたのだと想像されます。家族のため、お金のため、ご自分の夢の実現のため、などなど。
このブログを読んでくださっている皆さんは、日々健康に留意されていて、毎日元気にお仕事されているので、彼女のお父様のお話は「他人事」だと思います。
しかし、
残念ながら、自分の人生は自分で決められない、ということもあります。
是非、皆さんから社員に「社長の想い」を伝える準備をして頂きたいと思います。
「今さら、ではなく、今から。」
社員の皆さんは是非、聞きたいと思っているはずです。
そしてその想いを聞くことで、社員の皆さんが元気になり、会社全体が元気になり、それが会社の業績につながっていくのです。
次回に続く。
砂村義雄
シェアする